38歳という年齢を迎え、私はある変化に気づきました。それはリモート会議の画面に映る自分の顔が、常に怒っているように見えるようになったことです。自分では普通の顔をしているつもりでしたが、眉間には2本の深い縦線が刻まれており、それが私の表情を険しく、疲れ切ったものに見せていました。一度気になり始めると、話の内容よりも自分のしわばかりに意識が向いてしまい、鏡を見るたびに溜息が出る毎日でした。そこで、思い切ってメンズ専用の美容クリニックを予約し、眉間のボトックスを受けることに決めたのです。初めての美容医療ということで緊張しましたが、カウンセリングでは医師が私の表情の癖を丁寧に分析してくれました。私の場合、考え事をする際に無意識に眉間に力を入れる癖があり、それがしわの原因になっているという指摘を受け、納得して施術に臨みました。実際の注射は、極細の針を使用するためか、チクッとする程度でほとんど痛みはありませんでした。眉間の5カ所ほどに薬剤を注入し、すべての工程は15分ほどで終了しました。直後は少し赤みがありましたが、クリニックを出る頃にはほとんど分からなくなっていました。変化が現れたのは、施術から4日目の朝です。顔を洗うときにいつものように鏡を見て眉を寄せようとしたのですが、眉間の筋肉が以前のように勝手に動かなくなっている感覚がありました。といっても、表情が全く動かないわけではなく、不必要な過剰な動きだけが制限されているという不思議な感覚でした。1週間が経過した頃には、眉間が驚くほど滑らかになり、肌にハリが出たように見えました。久しぶりのリモート会議でも、画面に映る自分の表情が以前より穏やかで、若々しくなっているのを感じ、不思議と発言にも力が入るようになりました。同僚からは最近肌の調子が良さそうだねと言われましたが、ボトックスを打ったことには誰も気づいていません。この誰にもバレずに、でも確実に良くなるという点が、男性の美容として非常に優れていると感じました。費用は4万円ほどでしたが、それによって得られた精神的な余裕と清潔感は、それ以上の価値がある一生懸命な仕事への投資だったと確信しています。これからも4ヶ月に1回の定期的なメンテナンスを続けていく予定です。コンプレックスが解消されることで、自分を好きになることができました。
眉間のしわを消して印象を変えた私のボトックス体験記